十字架の道 

詩を
プレゼントして頂きました



十字架の道 

ある中国人伝道者の詩

御国へと みな勇ましく進もうとするけれど、
十字架を負う者は どこにいるのか。
神の称賛を 我こそは得んとみな争うけれど、
世を辞する者は どこにいるだろうか。
主の道を歩む気など 実はないのに、
神の祝福を求める者ばかり。
誰もみな 主と共なる宴につかんとするけれど、
このお方のために食を断つ者さえ、多くはない。
神と共に 賛美の歌をささげる者は多くても、
慎み深く 目を覚ましていることもできない。
こぞって 主の栄光を得んと慕い求めるけれど、
エスの辱めを身に負わんとする者など 殆どいない。
神が全てを備えてくだされば、大いに賛美するけれど、
ほんの少しでも自分に求められれば、直ちにつぶやく。
しかし、誠実に神を愛する人は、禍も幸も問うことなく、
心のありったけを 主のために差し出す。
ああ、神よ。自らの生死をも忘れるほどに、
ひたむきに真心を尽くす 忠実な者へと、
この私を変えて下さい。